INTERVIEW
インタビュー
シニアアナリスト / 元WBC日本代表アナリスト
志田 宗大

プロの「天井」と、原点の「野球少年」
選手として9年、その後はWBC日本代表やNPB複数球団のアナリストとして、プロ野球の第一線で25年戦ってきました。勝つか負けるかのヒリヒリした真剣勝負の日々でしたが、ある時、自分がやれることの「天井」が見え、「やり切った」という感覚が芽生えました。同時に、心の中の「野球少年だった頃の自分」の存在が大きくなっていったんです。
どんな名選手も必ずアマチュア時代を経てプロになります。甲子園中継を見るたびに原点を振り返り、純真無垢だったアマチュア野球こそが自分のアイデンティティだと気づいた。次世代の、自分の原点であるアマチュア球界のために培ったスキルを役立てたい ── その想いで、好奇心と直感に従いライブリッツへの入社を決めました。
データの力で、才能を埋もれさせない
取り組んでいる「FastBall」は、RapsodoやBLASTで計測したデータを分析し、選手自身の「現在地」を可視化して技術向上につなげるサービスです。アマチュアの現場に行くと、指導者の「勝ち」への真剣さはプロに負けず劣らずで、データへの関心の高さにも驚かされます。
「この選手はこんなスイングができる」とデータで示すと、指導者が「それならウチでも活躍できる」と新しい才能の発見につながる。「こういう練習をすれば君にはこんな可能性がある」と提示するだけで、目標を持って頑張れる子どもたちがたくさんいます。プロの最前線を知る自分だからこそ伝えられる「データの価値」を、より多くの若い選手や指導者へ届ける ── これがサードキャリアの大きな使命です。
データの力で、スポーツが「文化」になる未来を
目指すのは、データという「新しい武器」でスポーツの素晴らしさを世の中に伝え、業界全体を発展させること。スポーツは単なる勝敗を競う競技ではなく、人を動かし地域社会をつなぐ「文化」だと思っています。感動や喜び、悔しさ、チームワークが生む奇跡 ── それらの特別な感情を、テクノロジーの力でもっと豊かにしていきたい。ライブリッツにしかできない、そして自分にしかできないアプローチで、スポーツ界の新しい景色を創り出したいです。















