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AI駆動開発でコーポレートサイトを刷新|WordPress脱却と64ページ診断の全記録

AI駆動開発でコーポレートサイトを刷新|WordPress脱却と64ページ診断の全記録

先日リリースしたばかりの新サービス「AIサイトコンシェルジュ」。このサービスは、実は自社のコーポレートサイトで実験と改善を重ねて構築してきました。本日は、そのプロセスを公開いたします。

コーポレートサイトが古くなる問題

一般的にコーポレートサイトは更新頻度が低くなりがちで、専任の担当者がいないケースも少なくありません。そのため、ちょっとした修正でも後回しになりがちです。だからといって、わずかな修正で外注するわけにもいかず、「直したいけれど後回し」という負のサイクルが生まれ、少しずつサイトが古くなってしまいます。ライブリッツのコーポレートサイトでも、まさに同じような課題を抱えていました。

それでも、やはりコーポレートサイトは企業の顔です。常に最新の情報が掲載され、メンテナンスが行き届いている状態こそがベストです。そのような背景もあり、「自社のサイトもAIの力で一気に改善してしまおう」と、ついに重い腰を上げたのです。

「話しかけるだけ」で更新するサイトの作り方

では、AIでサイトを改善するとは一体どういうことなのか。私たちが主に取り組んだのは、大きく分けて以下の2つです。ひとつは、WordPressから、高速かつ安全な静的サイトへの再構築。もうひとつは、AIコーディングエージェントと運用ルールを組み合わせた、「日本語で話しかけるだけで更新できる」環境の構築です。

少し難しく聞こえるかもしれませんが、実際の作業はチャットツールでAIにお願いするだけです。たったこれだけで完結します。

たとえば、「新卒採用の応募受付を開始したから、採用ページに載せて」とチャットで伝えると、AIが自動で適切な形に仕上げてくれます。さらに、勝手に公開することはなく、しっかりと事前確認を挟んでくれる点も優秀です。担当者は上がってきたものを最終チェックし、社内でコンセンサスを得た後に「公開して!」とGOサインを出すだけで、公開作業までAIが担ってくれます。

冗談抜きで、この手軽さは「驚愕」の一言に尽きます。単純な作業なら数分で終わってしまいます。今まで何時間、何日もかけて修正していたのは一体何だったのかと、なんだか複雑な気持ちになってしまうほどです。

ただ確実なのは、これほど手軽に更新できれば、メンテナンスが容易になり、常にフレッシュな状態を維持できるということです。しかも、サイトの運用担当者としてHTMLやPHPといった専門知識は一切必要ありません。「依頼」「確認」「GOを出す」の3つのステップさえできれば、誰でも更新できてしまうのです。

リードタイムが「数日」から「数分」へ。サイトが勝手に育っていく!?

AIサイトコンシェルジュを導入してすぐに実感したのは、圧倒的なスピード感です。これまで外注で数日〜数週間かかっていた作業が、数分で完了できます。手元ですべて完結するため、意思決定や確認の工数も最小限に抑えられます。

さらに、更新へのハードルが劇的に下がったことで、「わざわざ頼むほどでもないか」と放置されがちだった細かな修正も日常的に行われるようになりました。「ここの説明が少し足りないから、ページを1つ追加しよう」といったアイデアも自然と生まれ、結果的にページ数は34ページから64ページへとほぼ倍増しました。既存のURLはそのままに、コンテンツを大きく拡充できたのです。

速くなったのは更新作業だけではありません。静的サイト化したことでサイト自体の物理的な表示スピードも向上し、サーバーの応答速度は約2〜4倍に改善。トップページの総容量も13.1MBから3.2MB(約1/4)へと軽量化するという副産物もありました。

「速さ」だけではサイトは良くならない!?直面した壁

ここまでは良い話でしたが、思わぬ壁にも直面しました。Web運用に詳しい方ならお気づきかもしれませんが、サイトのスピードが改善したからといって、自動的に「良いサイト」になるわけではありません。「何を直すべきか」を正しく特定し、どのように改善すればよいかを見極める必要があります。つまり「速くても良いサイトにはならない」という新たな課題が出てきたのです。

そこで私たちは、「いっそのこと、SEO、アクセス解析、セキュリティ、UI/UX改善など、10職種に相当する専門家チームを『AIチーム』として常駐させよう」と考えました。常にAI駆動でサイトの運用改善を行う仕組みを設計したのです。

こちらも「SEOをチェックして」「文章を校正して」と話しかけるだけで、専門家AIがサイトを診断し、指摘から修正までを担ってくれます。これまで別々の会社にお願いしていたような専門的な点検が、待ち時間も費用もなく社内で完結するようになりました。

全64ページを診断!その驚きの結果は…

実際に自社サイトでこのAIチームを稼働させてみた結果は、以下のようになりました。

全64ページを7つの観点で診断したところ、なんと54件の修正ポイントを発見。そのうち49件は、指摘内容を確認したうえで、その場で修正まで完了させました。26件あったリンク切れはゼロになり、アクセシビリティの基準を満たしていなかった文字色と背景のコントラストも、指摘から修正までを一気に片づけられました。

セキュリティ面でも、未設定だったセキュリティヘッダー4種にその場で対応。依存ソフトの脆弱性も実害ベースで評価した上で解消し、基礎的な点検項目の抜けをふさぐことができました。

もちろん、「何を指摘され、どう直したか」は対応表(消込表)として残ります。そのため、担当者が変わっても運用が途切れず、ノウハウが蓄積していく「属人化しない仕組み」としても機能しています。

この仕組みを、そのままサービスへ。

今回、「AIサイトコンシェルジュ」としてリリースできた背景には、こうした自社サイトの運用・改善で得た知見が数多く取り込まれています。通常であれば専門家に外注したり、何日もかけて行ったりするサイト改善も、AI駆動による運用チームのおかげで、負荷をかけずに改善を積み重ねることが可能です。

Web担当者が不在の中小規模の企業様から、コーポレートサイトになかなかリソースを割けない大手企業様、あるいは試合結果やイベントなど発信頻度の高いスポーツチームの公式サイトなど、幅広くご活用いただけます。

「まずは自社サイトの診断だけしてみたい」というご相談も受け付けております。サービスの詳しい内容はサービスページにまとめていますので、ぜひご覧ください。

AIサイトコンシェルジュ|サービスページ

この記事で紹介した仕組みを、そのままサービスにしました。特徴・10職種のAIチーム・提供の流れはサービスページにまとめています。

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