Interview
経営企画室ビジネスデザインユニット
ビジネスデザイナー
2017年入社
後藤 美月
プロフィール
東京理科大学理学部数理情報科学科卒業。フューチャーアーキテクト株式会社に入社後、金融プロジェクトでチームリーダーを経験。プロ野球チームプロジェクト在籍時に同じフューチャーグループのライブリッツ社に異動。2019年4月より新設されたチームで新規事業開発に取り組む。
好奇心を胸に、未知の世界へ
後藤は、ITを駆使して社会に貢献したい、若手のうちから責任をもって働きたいとITコンサルタントを志望しこの世界へ。金融プロジェクトを経験した後、スポーツというまったく違う分野に足を踏み入れたのはいろいろなことに挑戦してみたいと思ったからだ。
「銀行向けのプロジェクトで提案から要件定義、設計、開発、テスト、運用保守とプロジェクトの一連のフェーズを担当し、メンバーからチームリーダーという立場も経験できました。金融業界もおもしろかったのですが次は違うことがやりたいと思って。当時データ分析に一番興味があり、ちょうどよくプロ野球球団プロジェクトで取り組めるということで手を上げたんです」
小さいころ祖父に連れられて観戦したことはあるが野球にはあまり詳しくなかった。「メンバーと一緒にお客様の試合を見に行くと打球が上がってすぐに『あー』と言っていて、どうしてそれがヒットかホームランかフライアウトになるかわかるの!?と不思議だった」と笑う。しかしアサイン後は、複数のプロ野球団プロジェクトでチーム強化システム「Future Fastball」の運用保守や新機能追加などを担当。選手、コーチ、スコアラー、球団フロントといった球団関係者に日々活用され、確かな成果をもたらし続けている。
「球団経営の内側やチーム強化施策など、なかなか見ることのできない世界を目の当たりにできる。毎日が発見と刺激の連続です」
球団ビジネスを支えるECサイトを構築
ライブリッツに異動後間もなく重要なプロジェクトがスタートする。これまでのチーム強化ではなく、球団の主要事業に向けたものだ。
「ファンクラブメンバーやECユーザーのデータを一元管理してサービスの運営効率化と質向上を図るとともに、集積される膨大なデータを活用して売上分析からプロモーションまで一気通貫で実施でき、ECの売上増を実現することを目指しました。私は主軸となるECサイト構築のリーダーとなり、お客様との調整も前面で担当することになりました。お客様も当社側も関係者が多く、これまで経験したことのないチーム規模だったためマネジメントの難しさを感じる局面もありました。でもメンバー一丸となって取り組み、お客様の課題を解決しビジネスを発展させるしくみを提案・構築することができたと思っています」
このプロジェクトは後藤を大きく成長させ、また転機ともなった。いま新たに挑戦したいことが頭の中にあふれているのだという。
「コンシューマー向けのシステムに携わったのは初めて。がんばってつくったシステムが世の中に出ていろいろな人に使われて、私自身もそのシステムに触れることができるって楽しいなあ!と思いました。今年の4月に新規事業開発を担当するチームが新しくできたので、自社サービスの開発にチャレンジしたいと手を上げました。思ったら行動できるしきちんと希望もくみ取ってもらえるので、チャレンジしたい、成長したいという方にはぴったりの環境だと思います。いまライブリッツは新しいビジネスを積極的に立ち上げているところです。やりたいことがあるという方にぜひ参画いただいて、一緒にアイデアを出しあって新たなビジネスを創り出していければと思います」